今話題のキシリトールについて解説
| ■ キシリトールを含む糖アルコールの作用メカニズム | |
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◆非発酵性→酸が酸生されない ◆唾液分泌の促進→緩衝能の増加 ◆脱灰部位の再石灰化 |
| ■ キシリトール独自の作用メカニズム | |
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◆ミュータンスレンサ球菌による発酵性糖からの酸産生の抑制 ◆より病原性の低い菌株(悪玉菌を減らして善玉菌を増やす)の選択 ◆プラーク量の減少 |
1.
通常、歯の表面に付いているプラークには善玉菌(キシリトールに感受性のないミュータンス菌)が約10~15%と悪玉菌(キシリトールに感受性のあるミュータンス菌)が約85~90%すんでいます。
悪玉菌は口の中に食べかすや糖があると、取り込んで酸を作ります。この酸がむし歯の原因となっているのです。この悪玉菌はエネルギーを蓄えて増えていき、ネバネバ成分を出して歯の表面にしっかりくっ付きます。
そのため、歯ブラシしてもなかなか落ちません。善玉菌は、ネバネバ成分を出さないので歯ブラシで簡単に落ち、むし歯の原因になりにくいのです。
2.
キシリトールがあると、善玉菌は他の糖と同じように取り込んで酸を作ろうとしますが、うまく作ることができません。
結局、取り込んだキシリトールを外に出してしまいますが、いったん外に出したキシリトールを悪玉菌はまた取り込んでしまうのです。この時キシリトールは悪玉菌のエネルギーにはなりません。逆にエネルギーを消費してしまい、数が減ってしまいます。
善玉菌はキシリトールを取り込みません。そのため、エネルギーを消費することもなく数がだんだん増えていきます。
3.
キシリトールを1日3回食後に食べ続けていると、ほとんどが善玉菌になります。
キシリトールを食べ続けた場合(2週間以上)75~83%くらいが善玉菌になったという報告もあります。
増えた善玉菌は、むし歯の原因にはなりにくく歯ブラシで簡単にはがれ落ちます。そのため歯の表面に付いているプラークの量も減っていきます。
4.
通常、口の中のプラークは、ほとんどが悪玉菌であり、むし歯の原因になっています。キシリトールを摂取するとだんだん悪玉菌が減ってきて、ほとんどが善玉菌のプラークになります。このプラークは、はがれやすく、むし歯の原因になりにくくなっています。
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